現在主流のお家は、2階建てや3階建てのお家が想像されますが、「平屋」も最近また人気になってきているのです。
アニメだとサザエさんが平屋に住んでいるので、馴染みのある方は多いのではないでしょうか。
では、現代において平屋のお家の建設をお考えの場合、間取りを考える時にはどんな点を意識すれば良いのでしょうか。
そこで今回は、平屋の間取りを考える際のポイントをいくつかご紹介していきます。

□平屋の間取りを考える際のポイント

＊ダウンフロアリングを取り入れてみる

間取りを考える際に、アクセントを加えるなら断然この「ダウンフロアリング」を導入することをおすすめします。
これは、平面の床の中に、一部分窪んだエリアを作ることです。
一般的には、リビングなどにダウンフロアリングを取り入れる家庭が多いのですが、これをすることで全てが平面のないお家にメリハリを作ることができます。
お部屋自体も広く見せることができますので、是非取り入れてみたい手法です。

＊プライバシーを考慮する

平屋の場合、1つの階に全てのお部屋を詰め込むことになりますので、よく考えていないと、トイレの横にリビングを作ってしまい、音漏れがあって気まずいといった事態になりかねません。
1階と2階といった具合に分別することができないからこそ、綿密な間取りを最初に考案しておく必要があります。
また、リビングの横に寝室を設けてしまった場合には、家族の生活リズムが合わないと騒音で迷惑を被る可能性があります。
家族の成長なども考慮に入れて、この辺をしっかりと話し合ってみると良いでしょう。

＊風通しを計算する

平屋は一続きの家ですから、あんまり仕切りを作りすぎるとお家全体として空気の通り道がなくなってしまいます。
ポイントは、家全体での空気の通り道を考えるとともに、1つ1つのお部屋についても空気の通り道を確保することです。
風通しが悪い状態だと、湿気や匂いがこもってしまい、カビやダニが発生する原因にもなります。
間取りを考える際には忘れがちなポイントですが、施工会社の力も借りながらお家の設計を進めていくと良いでしょう。

□まとめ

今回の記事では、平屋の間取りを考える際のポイントをいくつかご紹介しました。
この点を参考にして、あなただけの素敵な間取りを考えてみてくださいね。
また、平屋の間取りとなると参考例が少なく苦戦することもあるかと思いますので、その際にはぜひ当社にご相談くださいませ。