「新築を考えているが、住宅ローンについてよくわからない。」
新築を考える際、必ず必要なのがローンの支払いです。
しかし、住宅ローンの申し込みには2つの審査に加えて、気をつけるべき点が多くあります。
そこで、福井で新築をお考えの方へ今回は住宅ローンの流れについて解説します。

□住宅ローンにおける審査の流れについて

住宅ローンには事前審査と本審査の2つの審査をクリアしなくてはいけません。
まず、事前審査ではローンの申し込み前に本審査に通るかどうかを簡単な審査で判断します。
ここで、「本審査だけ受ければいいのではないか」と思われる方がおられるかもしれません。
住宅ローンの貸し入れと購入は同時の行われるのが一般的です。
なぜなら、多くの場合ローンが借りられないと家の購入ができないからです。
しかし、一般的な住宅ローンの借り入れは家の所有者になってからでしか申し込めません。
そのため、事前審査で本審査に通るかどうかを簡単な審査で判断し、通れば家の購入と本審査の申し込みができます。

本審査では返済能力があるかを年収や雇用形態、その他の借金状況を見て判断します。
また、本審査の条件として、信用保証会社と生命保険への加入をしなくてはなりません。
そのため、これらに加入するために独自の審査が必要です。
信用保証会社では「返済能力」と「購入した物件の担保としての価値」の2点が見られます。
生命保険会社では、契約者の健康状態を確認します。
もし、契約した後にこれらの審査が通らなくても、契約を白紙にするローン特約と契約していれば、違約金などは発生しません。
そのため、契約する際は、ローン特約が契約されているか確認しておきましょう。

□住宅ローンに必要なものとは？

事前審査には、免許証や保険証などの本人確認ができる書類と収入を証明できる書類の2つが必要になります。
本審査では事前審査のものに加えて、家族全員の住民票、印鑑や納税の証明書、物件を確認できる資料が必要になります。
事前審査の収入確認の書類と納税の証明証については、会社員か個人事業かで必要な書類が変わってくるため、しっかり確認しておきましょう。

□まとめ

今回は住宅ローンの流れについて解説しました。
住宅ローンの流れとして、事前審査と本審査の2つがあります。
また、そのときに必要なものとして本人確認できる証明書や収入に関する証明書などが必要になります。
必要な書類をしっかり準備してから審査を受けましょう。